台南の病院で入院患者焼身自殺未遂により火事、12人死亡~台湾の病院史上、最悪の惨事に~
台湾地元メディアによると23日未明、台南市左営区、衛生署立新営病院北門分院の2階の入院病棟から出火した。火は午前3時29分に出火、消防局が出動し消火にあたり、30分後の3時59分に鎮火した。115人の入院患者が救出されたが、このうち12人の死亡が確認された。全員が慢性病で寝たきりの高齢者だった。ほかにも72人が煙を吸い込むなどして負傷し、奇美病院、成功大学医学部付属病院など周囲14の病院に搬送された。
警察の調べによると、同病院に長期間入院している67歳の男性が「入院が長引いてイライラしている」ことから焼身自殺を図ったことが分かった。男性はまず、ちり紙に火をつけ、その後自身の服に火が燃え移った。自身は軽いやけどを負ったものの助かった。
現場では病院が火災のため、外の草むらにのあちこちに負傷者が横たわり、看護婦が人工呼吸など必死に救命に当たるなど、まるで地獄絵の様相だった。今回の火災は台湾の病院史上、最悪の惨事となった。
馬英九総統はに犠牲者に対して深い追悼の意を表明している。また医師でもある頼清徳・台南市長は直ちに現場に駆けつけ原因の究明、負傷者の治療など指揮に当たった。
台北温泉フェス —「松山」つながりの日台交流や神輿寄贈も

台湾の温泉地として知られる台北市北投で10月19日、恒例の台北温泉フェスティバルが開幕し、台北捷運(MRT)新北投駅で開幕式が行われた。開幕式には呉敦義副総統が出席し、祝辞の中で「今年1~9月に来台した日本人観光客は129万人で、台湾から日本への観光客数が114万人となっていることから、ここ60年で初めて逆転した」と述べた。
今回のフェスには、都市交流のある愛媛県松山市の伝統「道後こども神輿」が初登場した。製作費約400万円をかけた黒と金の子ども神輿2体を台北市に寄贈し、会場を盛り上げた。なお、製作費は松山市道後温泉の地元組合によって寄付で集められた。歴史あるこども神輿が海外の友好都市に贈られたのは初めて。

20日と21日には、北投の義方小学校と逸仙小学校の児童らがこのこども神輿を担ぎ、水美温泉会館から北投公園に沿って新北投駅まで、1時間ほどかけて練り歩いた。フェスは19日から4日間の日程で行われ、松山市からは伝統舞踊や三味線が披露された。期間中、各種パフォーマンスや、無料で温泉浴ができるキャンペーンなども用意されており、来場者たちを楽しませた。
愛媛県松山市と台北市は、同じ「松山空港」を持つ縁で交流を深めている。また、「松山−松山」便を運航させる構想を進めるなど、相互の観光客誘致に努めている。その一環で、温泉地同士も交流を続け、昨年11月には道後温泉と北投温泉は「温泉友好交流」を調印している。













































