大阪府議会日華親善議員連盟永野孝男会長インタビュー~日台友好の一層の緊密化に向けて

Q大阪府議会日華親善議員連盟会長になったいきさつは。
A大阪府議会日華親善議員連盟は昭和60年に発足しました。私は、大阪府議会議員に当選した平成15年から役員でした。当時は自民党でした。台湾は日本と近しい国ですから。一昨年(2011年)の大阪府議選を機に、前会長に替わり、私が会長になりました。
Q永野会長の政治家としてのキャリアは。
A20歳で岸和田市議会議員に当選しまして、その後、大阪府議会に挑戦して落選も経験しました。浪人時代も入れて議員生活は40年です。自民党所属でしたが平成22年に、自民党の若手議員と一緒に地域政党「大阪維新の会」の創設に参加しました。
Q台湾との関わりはいつから。
A政治的な関係は府議会に来てから。ですから台湾と友好親善を図ろうと思ってから10年になります。それまでは観光客としてゴルフなどに出かけていました。平成19年に馬 英九氏が国民党公認の総統候補に決まる直前、1時間ほど懇談しました。
Q台湾についてどう思うか。
A台湾は一番気持ちがいい国。同時期に統治していた韓国の反応と違い、台湾は自国の発展、繁栄に、日本の統治時代のインフラ整備が役にたったなど、よく解釈していただいて日本人には嬉しいことです。非常に親近感を感じます。そうでないと会長は引き受けられませんね。
Q具体的な活動は。
A活動としては、大阪弁事処の黄諸侯処長に講演をしていただいたり。今年の3月5日の総会では、大阪日台交流協会の野口一会長に講師をお願いしています。民間の企業家の生の現場の経済の話を聞こうという趣向です。
Q台湾を訪問する予定は。
A2年に1回は訪台しています。今年はその年です。大阪には8つの友好議員連盟があり、去年はベトナムに行きました。ただ、参議院選挙がありどうなるかなと。
Q大阪と台湾との間の経済・貿易関係は。
A民間ベースで台湾の企業から日本の大手商社とのつなぎを求められることはあります。大変、喜んでいただいています。
Q台湾の議員との交流は。
A台湾の国会議員もよく来阪されます。歓迎パーティをよくやります。また、大阪の出身者が台湾外交部におられ、訪台すると亜東関係協会(外交部の所管)のメンバーが歓迎会を開いてくれます。国民党であれ、民進党の議員であれ、我々は政党の意識はあまり持たないほうがいいというスタンスです。
Q台湾の都市との交流は。
A高雄とは以前より関係が深く、数年前に大きなスポーツイベントに招待され、15人ほど御世話になりました。また、新竹県の知事からイベントの招待状をいただいたり。
Q日台の安全保障については。
A東アジアの平和と安定にとって台湾との関係は生命線です。今は、尖閣問題について台湾の要人の発言に注目していますね。
●プロフィル
昭和20年3月12日生まれ。昭和42年近畿大学法学部卒業。46年岸和田市議会議員当選。平成3年岸和田市議会議員に復帰。平成4年児童養護施設岸和田学園長就任。11年全国児童家庭センター協議会会長就任。15年大阪府議会議員に当選(岸和田市選出)、現在に至る。
外交部が尖閣諸島領有権主張で啓蒙ムービー公開
外交部は22日、尖閣諸島(中国語名:釣魚臺列嶼)は中華民国固有の領土である事を国内に向けて啓蒙するショートムービーの第一弾を公開した。これは昨年の石原慎太郎前東京都知事の尖閣諸島購入問題を受けて馬英九総統が提唱した「東海和平イニシアチブ」に基づく宣伝政策の一環。出演者にバラエティータレントを起用し、主要言語を台湾語(ホーロー語)とすることで、親近感を抱かせ、尖閣諸島に対する関心と、領有権が中華民国にあることの認識を高めたい考えだ。

5分程度の啓蒙ムービーにはバラエティータレントであるホンジュラスこと洪勝徳氏が、自身がレギュラー出演を努める人気討論番組「全民最大党」のスタイルを模倣し、尖閣諸島領有権問題における中華民国の主張を台湾語で論じると言うもの。ホンジュラス氏はムービーの最後に「主権争議を棚上げし、共同で資源開発。それこそが台湾を愛することだ」と主張し、「東海和平イニシアチブ」を支持することが愛国心に繋がると結論づけた。

従来の啓蒙ムービーとは違い、ユーモアをふんだんに盛り込んだ内容であり、また政府機関のムービーとしても異例の台湾語を多用したものになっている。外交部は「初めてエデュテイメント(edutainment/娯楽と教育の融合)方式で国際問題における理念と立場を宣伝した」としている。実際に記者会見場でムービーが放映されると、集まった記者からは時折笑い声がおこった。記者会見もホンジュラス氏を招いて討論番組の様な形式で行なわれた。ホンジュラス氏は、江南スタイルの乗馬ダンス(騎馬舞)を真似た「尖閣諸島保衛ダンス(保釣舞)」を披露しながら登場し、史亜平常務次長も踊りに加わる場面もあった。

この啓蒙ムービーは三部構成になっており、今回公開されたものは第一部の「総論篇」。今後「第二次世界大戦後の発展篇」、「東海和平イニシアチブ篇」がそれぞれ発表される予定である。「総論篇」では尖閣諸島が歴史的、地理的、国際法的に台湾に属していることを主張している。林永楽外交部長は「東シナ海を平和と協力、安定の海にしたい」と東海和平イニシアチブの理論を強調した。また、今回の啓蒙ムービーは台湾国内向けに制作されたものであるが、海外に向けた宣伝に関して史亜平常務次長は「昨年から米主要メディアに広告を掲載しているほか、中華民国の在外公館に資料を配布し、シンポジウムなども実施している」と話し、海外を対象としたマイクロシネマの計画が進行中であるとも明かした。

外交部は今後も様々な形で「東海和平イニシアチブ」の認識を高め、東シナ海の平和的利用を目指していきたいとしている。

台灣電影角逐沖繩電影節首獎
第五屆的沖繩國際電影節將於3月23日至30日登場,以「Laugh&Peace」為主題的沖繩國際電影節,自2009年以來在沖繩舉辦以來,場面愈來愈盛大,去年即動員了41萬人次參與,主辦單位吉本興業社長,同時也是沖繩國際電影節執行委員會委員長大崎洋表示:能將電影節辦到第5屆,在公司內部已經是奇蹟,最主要還是希望能從沖繩出發,將更多情報傳遞到亞洲各國。

台灣方面也有電影作品入圍電影節的正式競賽項目,將和其它入圍作品角逐百萬日圓首獎。入圍「Laugh部門」的電影《寶米恰恰》,描述雙胞胎姊妹在青春期的愛情與尋找自我的故事,去年在台灣上映時即獲得廣大的迴響,不僅獲得第14屆台北電影獎最佳劇情長片、最佳編劇及最剪輯等獎項,同時也入圍第49屆金馬獎多項大獎。另外,入圍「Peace部門」的影片《黛比的幸福生活》,是雷公電影與緯來電視台製作的「內人外人系列」的作品之一,主要是講述台灣外籍配偶議題,去年獲得電視金鐘獎得肯定,獲得「最佳迷你劇集獎」,該片女主角周幼婷也獲得「迷你劇集最佳女主角獎」。這兩部在台灣獲獎無數的作品,能否在沖繩電影節上贏回大獎值得拭目以待。

此外,沖繩國際電影節最大的看頭除了吉本興業旗下的搞笑藝人將全員出動之外,偶像團體NMB48成員山本彩與渡邊美優紀也獻出電影處女秀,同時影展期間也將舉辦「GIRLS UP!Stage」時尚秀,今年更計畫於3月30日和台灣連動舉辦「最強美少女祭」(SUPER GIRLS FESTA in Taipei 2013SS),讓女孩們的時尚魅力同時席捲台灣和沖繩電影節。
台湾国際ビジネス界の幹部候補生が研修成果をプレゼン
台湾貿易センター(TITRA)は2月8日、『2013年台湾貿易センターITI日本語組福岡研修「研修成果報告会」』(研修報告会)を開催した。

ITI王満澧副主任が開会挨拶し、台北駐福岡経済文化辦事處の曾念祖處長の祝辞の後、研修報告会が開催された。ITI研修生22名は一人あたり約5分間で3週間の企業研修で学んだ成果を日本語でプレゼンした。プレゼンはそれぞれが流暢な日本語で話され、国際ビジネスの即戦力として磨かれた視点や個性的な創意工夫が要所に垣間見られた。
TITRAの一部である国際企業人材育成センター(以下「ITI」)は、台湾ビジネス界の次世代を担う幹部候補生の育成を目指している。国際企業経営コース日本語組の学生(以下「ITI研修生」)は、ITIで学んだ2年間のプログラムの集大成として日本企業で約3週間の企業研修を受ける。この研修は日本語能力の向上や日本のビジネス習慣、社会習慣、日本文化を学ぶことを目的としている。福岡県はTITRAと連携し平成16年(2004年)より福岡企業研修を実施しており、10年目の節目となる今年は福岡の有力企業18社がITI研修生の半数(福岡組)の受け入れを行った。また、ITI研修生の半数(横浜組)は、TITRA東京事務所と横浜市のIDECという組織が合同で受入れている。
九州旅客鉄道株式会社(以下「JR九州」)で企業研修を行った謝孟庭さんは、九州新幹線開通時のテレビCMに感動したことがきっかけでJR九州を志望。企業研修では『今まで単なる移動手段と思っていた列車が、おもてなしの心やサービスによって、列車に乗ること自体を良い思い出(観光資源)にすることができる』ということが新たな発見だとした。また、最も感動したことは「お客様が笑顔でおはようを返してくれた」こと。
このほかITI研修生は福岡の企業の「いつも笑顔」「社員の幸せが重要」「時間を守る」「感謝の気持ちを大切にする」ことなど、日本でビジネスを成功させるうえで最も基本的な理念を修得し、「朝礼がある」「ラジオ体操に驚いた」「昼寝がない」など台湾と日本の習慣の違いやカルチャーショックをそれぞれの視点から発表していた。プレゼンの最後には、必ず福岡の企業へ「ありがとう」という感謝の気持ちを表し、3週間の経験を「バリ楽しかった」と博多弁で表現するITI研修生もいるなど福岡の企業を喜ばせる場面もあった。

プレゼンの後はフェアウェルパーティ(お別れパーティ)が催された。ITIの王満澧副主任は「受入先の福岡の企業に心から感謝し、今年10年目を迎えるこの福岡企業研修が更に続くように協力関係を続けていきたい。いい経験ができたITI研修生達を祝福したい」と挨拶。ITI研修生代表の謝孟庭さんは「教科書からは習得することができない貴重な体験をさせていただきました。温かな人々に囲まれて企業研修ができたことに感謝したい」と述べ、研修生一同深々と一礼した。福岡県商工部国際経済観光課の竹下暁係長からの乾杯の挨拶の後、ITI研修生達の緊張も解れたのか和気藹々とした雰囲気の中、それぞれ記念撮影をする場面なども見受けられた。

TITRA福岡の林淑惠所長は閉会の挨拶で「わたしもITIの1期生でしたが、ここにいるITI研修生のように企業研修を受けることはなかった、その意味で今のITI研修生たちはとても恵まれている。これも協力して頂いた福岡県、福岡の企業のおかげです、どうぞこれからもご支援賜りますよう宜しくお願いします」と感謝の言葉を述べ、ITI研修生達へは「台湾と日本の架け橋になって下さい」とエールを送った。

福岡県商工部国際経済観光課の竹下暁係長は「ITI研修生は極めて優秀で、受入側の福岡の企業各社からもいい刺激になると好評を頂いている。ITI卒業生も福岡の企業に就職し活躍している方も多い」と研修生達によって更に福岡と台湾の友好が深まることに期待していた。
福岡県では、ITI卒業生と福岡の受入企業、台湾進出中の福岡の企業による「福岡・台湾経済人クラブ」が2007年に設立されており、今年1月下旬には福岡県の小川洋県知事が自ら訪台し、馬英九総統をはじめ、台湾の関係者との意見交換や福岡の魅力を紹介する「経済文化交流ミッション団」を派遣するなど、近年台湾との経済文化交流を加速させている。

吉本興業が「第5回沖縄国際映画祭」プログラム発表会見
総合エンターテインメント企業の吉本興業株式会社は、2月19日、東京本部で3月23日~30日まで開催される第5回沖縄国際映画祭のプログラム発表記者会見を行った。開始時間の午前10時30分には会場は記者で埋まった。


開会の挨拶に立った沖縄国際映画祭実行委員会 大﨑洋実行委員長は、「見よう見まねで始めた映画祭も5回目を迎えることになり、社内では“奇跡の映画祭”と呼ばれています」と笑いを誘った。
続けて、お笑いのお祭りになっている面もあるが、今年は映画祭として社員、スタッフの慣れもあり、後発の映画祭ながら独自の企画を実現できた。とくに「沖縄県の皆様、離島の方々にも大勢、関心をもっていただき、参加していただきました。沖縄が変わることで日本も変わり、アジアに情報発信ができればいいと思います。映画祭というプラットフォームを大事にして広げていきたい」と映画祭への支持と協力を呼びかけた。
続いて映画祭のプログラムの発表・説明の議題に移り、「沖縄県との映画祭の取り組みについて」仲川和宏氏は、これまで開催地であった沖縄県北谷町、宜野湾市、那覇市の方々に大きな支援をいただいたことに感謝するとともに、第5回目は、「沖縄県のより多くの方々と一層、強い絆を結び、全国・全世界からのご来場者をお迎えでき、一緒に楽しめる沖縄国際映画祭を重要なテーマの1つとして掲げました」と述べた。このために開催に先立ち、大﨑洋実行委員長をはじめ、スタッフが県内の離島部を含む全41市町村を訪問したことを報告した。

注目のプログラムについては、奥山和由氏が「広報が、私が何を言うか心配して、原稿を作ってくれたのでそれを棒読みします」とユーモアを交えて、今回の映画祭の特徴、見所を解説した。今回、台湾からは、「Laugh部門」に『ポニーとミニーの初恋』(原題:寶米恰恰)、「Peace部門」に『デビーの幸せな毎日』(原題:黛比的幸福生活)がノミネート。そのほかにも、台湾映画作品の上映が予定されている。



地域発信型プロジェクトについては、泉正隆氏が、地域発信型プロジェクトは、地域発信型映画と地元CMコンペティションからなり、今年で3回目を迎えたとし、さらにパワーアップするために、「沖縄のみなさんとの共同制作の本数を大幅に増やし、沖縄の魅力を一緒に掘り起こしていき、国内外にアピールしたい」と力強く語った。
この後、ステージイベントの紹介などが続き、ゲストとの質問コーナーやフォトセッションなど、記者会見は約1時間に及んだ。ゲストは、ガレッジセール、パンクブーブー、平成ノブシコブシ、しずる、宮川たま子、武田幸三、NMB48ほか。司会は藤井隆、木佐彩子だった。

詳細は以下の通り。
映画祭プログラム
大きく特別招待、コンペティション、特別上映からなる。
●特別招待(これから公開を控える邦画・洋画の大作・話題作):「Jury」「クロユリ団地」「ジャックと天空の巨人」
●コンペティション部門(世界各地からえりすぐられた作品):
ラフ部門:げいにん!THEMOVIE、ゲンゲ、サラネアおせっかい、ビッチ、フリッカー、ポニーとミニーの初恋(※台湾)、メンタル。
ピース部門:建築学概論、ジェリー・フィッシュ、上京ものがたり、デスマッチ、デビーの幸せな毎日(※台湾)、泣いたらアカンで通天閣、ハッシュパピーバスタブ島の少女、バルフィー!、I am The King,7days Report。
※『ポニーとミニーの初恋』(原題:寶米恰恰)
2012年/台湾/監督:イーチェン・ヤン(楊貽茜)、ジム・ワン(王傅宗)
キャスト:ペイジャ・ホアン、ポール・チャン、オレオ・オウ・ヤン、ウィニー・チャン
※『デビーの幸せな毎日』(原題:黛比的幸福生活)
2012年/台湾/監督:傅天余
キャスト:周幼婷、趙正平、ヌル・ナジュマン・アデ・プトラ
クリエイターズ・ファクトリー(次世代を担う人材発掘プロジェクト):上映作品から賞を選考。
パチンコムービーアワード:パチンコりーチ映像を作品として評価し、賞を選考。
にーびち映画祭:結婚式余興映像NO1を競う。
●特別上映
日本のコメディ・世界のコメディ:高平哲郎氏プロデュースのコメディ作品。
桜坂映画大学:芸人が講師となって特別上映。
デルシネ:後藤ひとひと氏が映画界に問題提起した観客参加型上映プログラム
ウチナー映画:ロケ地が魅力的な作品を選りすぐって上映。
沖縄国際映画祭×ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2013:共同製作作品「死神失格」上映ほか。
SoftBank presents お笑いLIFE ショートフィルム上映会:木村祐一監修、芸人が監督となって製作した短編映画の上映&トークショー。
ニコニコ動画特別上映会:ステージで上映される映画が「ニコニコ生放送」でも中継され、会場にいる観客とネットユーザーが作品を共有しながら書き込みを通してコミュニケーションする。
※ゲストとしてNMB48、武田幸三、平成ノブシコブシが登壇。
地域発信型プロジェクト
「地域発信型映画」と「JIMOT CM COMPETITION」からなり、沖縄県民との共同製作により、沖縄の魅力を国内外に発信しようというもの。
地域発信型映画:レトロの愛情、ウミスズめし、MG-2416、ハアドボイルド漫談師 大風呂敷エイジ、新見的おとぎばなし、いなべ、THEBOOM 島唄のものがたり、税金サイボーグ・イトマン、沖縄語、ジノーン・シチュン、わらいのかみさま、BLUE BIRD
JIMOT CM COMPETITION:地元愛あふれるCMのアイデアを募集。1000通を超える応募から87のアイデアを厳選。現地の協力のもとで撮影。WEB人気投票を経て映画祭の最中にグランプリ決定。沖縄を除く46都道府県の作品がノミネートされている。
※ゲストとして、ガレッジセール、宮川たま子、肘井美佳、青島あきな、古泉葵、江頭ゆい、倉田あみが登壇。
ステージイベント
期間中、多彩なステージで、様々な企画が展開。
ちゅらイイGIRLS UP!ステージ:人気ブランドのファッションショー、お笑いステージ、アーティストステージ。
ビーチステージイベント:お笑いライブステージ、音楽ライブステージ、沖縄県民参加型ステージ
ラフピータウン:記者会見、映画紹介、お笑い、音楽など
沖縄コンテンツバザール:エンターテインメントを通じてアジア・世界に向けてコンテンツと人材がつながる場を提供
※パンクブーブー、しずる、秋元梢が登壇。
大阪日台交流協会野口 一会長インタビュー

日台交流の質の向上でいまなすべきこと
Q会長になられた経緯は。
A僕たちの会は20年前の南大阪日華交流協会が始まりで、僕はそのときからのメンバーです。先代の会長が病気になられ、後に会長の指名で平成13年に引き受けました。受けるときの条件が「日華から日台にしたい」。日台を日本で最初に名乗った会だったんです。
Q台湾との交流の始まりは。
A最初は25年前。僕が入っているロータリークラブが台湾の桃園北区ロータリークラブと姉妹クラブでした。1年に1回は相互訪問し、その中で日本人は台湾のことを知らなさ過ぎると。できるだけ日本人に台湾のことを知ってもらいたいという意図で南大阪日華交流協会を始めようと考えたわけです。日本の統治時代を台湾の方々に教えていただいて、だから台湾のことを勉強することは日本と台湾が仲良くする一番の道だと。
Q日台交流の動機は。
A先代会長の片岡菊雄先生と安岡正篤さん(陽明学者・思想家)の影響です。安岡さんといえば、日華断交の際に岸元首相からの依頼で蒋介石氏を慰めるために出かけたり、歴代の総理は任命後必ず挨拶に出かけたと言われる人ですよね。その安岡先生を僕らも師事してきましたし、(安岡先生から)「日台交流は深くやりなさいよ」と言われました。
Q活動内容は。
A10年ぐらい前から月例会を開催しています。講師は台湾に関わりのある新聞記者、大学教授や大阪の弁事処処長さんなど。また、年に1回、記念講演も行って来ました。僕らは民間の交流ですから政治的なことにはタッチしません。また他の国の政治をとやかく言う資格もないということをわきまえています。国民党、民進党関係なく台湾との交流を目指しています。
Q大阪の華僑団体との交流は。
A大阪での活動は大阪華僑総会の洪里勝信会長のリーダーシップでしょうね。ブレないで平生からビジネスをされていることもあって、日本社会に溶け込んでいこうという想いと望郷の念も強くお持ちじゃないですかね。僕らもそういう気持ちが伝わるもんですからお手伝いをしようと思います。
Q中国とのスタンスは。
A僕らのスタンスは親台ですが、それを反中と誤解される方がいます。反中ではありません。台湾はビジネスとしては中国とやっていかないといけないし、自由、民主を尊重する同盟国としては日本ともお付き合いしていかないといけない。僕らはそれをよく知ってます。しかし日本人はあまり分かっていない。
Q今後の課題は。
A若い人が欲しい。現在、会員は70人から80人ですが、かつては130人はいました。経済事情でしょうか。ただ台湾が好き、グルメが好きとか、様々な動機はありますが、僕らのスタンスは政治ではなく文化面での交流を目差しつつ、質を高めるというか、レベルをあげていきたい。つまり、広げる活動から力点を経済問題意識(レベル)の高い人達との交流に移していくというか。日台、台中、日中のトライアングルでものを考えていきたい。
Q会として強調したいことは。
A僕らがやる活動は皆さんより1、2年早いというか、先進的なところがあります。例えば、日華から日台と初めて名乗ったり。これからも先を走っていきたい。先駆者としての苦労もあるが、やりがいもあります。
Q尖閣問題について。
A僕らには分かりやすい問題です。昭和20年8月15日までは、(日台の漁業従事者は)皆一緒だった。もともとは漁業権の問題です。台湾の人達は「なんでやねん」と。それをいつの間にか領土問題にしたと。尖閣問題では僕らは中立のスタンスでものを見れるというのは、流れを知っているからですね。
Q直近の活動は。
A台湾の留学生をバスツアーに招待します。いい思い出を作って帰国してもらいたい。滋賀県の長浜に行きます。盆梅展をやっていますし、古い町並みが残っていますからね。台湾の方はなかなか行けないでしょうしね.
日本人ガラスアーティストが慈善イベント 台湾芸術大
国立台湾芸術大学は2月21日、ガラスアーティストである黒木国昭氏を招き、吹きガラスのデモンストレーションを行なった。これは台湾のガラス産業の発展とアーティストの育成を願い実施されたもので、大学内のガラス工房で実際に作品を制作し、完成した作品をその場でオークションにかけ、売上金を台湾の慈善団体に寄付するというもので、台湾を「第二の故郷」と話す黒木氏の思いがこめられたイベントである。会場には100人以上の来場者がつめかけ、「現代の名工(卓越した技能者)」である黒木氏の技術を観賞した。

台湾芸術大学蕭銘芚教授は、「学生は普段、実際の制作過程、困難など細かい事を伺う事が出来ない。特に心、(アーティストの)制作時の気持ちは作品の中にこめられているが、(デモンストレーションを通じて)その様な態度や感動を間近に感じる事ができる」と、教育面での効果に期待する。また、台湾のガラス工芸の現状に関して、「まだまだ成長ののびしろがある。台湾の焼き物文化は、歴史があり、従事者も多い。しかしガラス工芸の分野は規模が小さい。だからこそ発展の空間が有ると思っている。」と話し、黒木氏のデモンストレーションを通じて、ガラス工芸への関心を高めたい考えを語った。

午後2時から始まったデモンストレーションでは、大皿の制作が行なわれた。台湾人アシスタントらとともに通訳やジェスチャーを交えての作業であったが、息の合った連携作業によって、ガラスの大きさや形状が目まぐるしく変化し、会場からはその度に驚きの声や歓声が上がっていた。途中、慣れない作業環境の為か、本来使用するはずだったレースガラスのパーツが地面に落下し、使用できなくなると言うハプニングが発生したが、即座に代替パーツを作成し、別の作品に作り替えた。作業開始から二時間かけて大皿が完成した際には、来場者から大きな拍手が贈られた。

その後すぐに完成作品のチャリティーオークションが行なわれ、特別価格の5万元(約15万円)から開始された金額は15分で24万元(75万円)に跳ね上がり、最終的に台湾人ガラスアーティストの女性が落札した。この女性は購入の動機を「(同業者として)黒木氏の作品の良さ、特徴をよく理解しているつもりだ」と話し、「どんなに高額になっても入札するつもりだった」、「それだけ価値があるものだった」と語った。

イベント終了後、黒木氏は「ガラス細工は一呼吸一呼吸が勝負の時だ。一緒に動いているスタッフは将棋の駒と一緒で、先の手を読んで、タイミングを見計らわなければならない」とガラス制作の困難さを語り、台湾の教育現場でデモンストレーションを行なった事に関しては「台湾は成長する場所」、「今日のデモンストレーションのものも、若手の教育に使ってくださいと言う私の願いだ」、「(寄贈作品なども)学生の為に使われるから」と、台湾に対する熱い思いを話した。

デモンストレーションを観賞した台湾芸術大学の女子学生は「素晴らしかった。見た事がない制作技術を見られて良かった。ただ、(使用できなくなった)レースガラスがどんなものだったのか、凄く興味がある。ちょっと残念。」と、多彩な制作行程を間近に観賞した感想を語ってくれた。
















































