神奈川県日華親善協会49人が北投を訪問 箱根・北投の「姉妹温泉」MOU締結を提案

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【台北訊】神奈川県日華親善協会(中西健治会長)はこのほど、設立60周年を迎えたのに合わせて中西会長を団長とする49人の訪問団を台湾へ派遣し、台湾北投温泉にて台湾商圏文化観光産業連合総会(周水美総会長)を表敬訪問した。

台湾商圏文化観光産業連合総会の周水美総会長、謝明珠顧問のほか、台北市政府産業発展局の陳俊安局長、沈永華主任秘書らが応じ、訪問団を温かく歓迎した。

双方は日台観光、温泉文化、地域交流について意見を交わし、日本側は神奈川県の箱根温泉と台北市の北投温泉による友好交流MOU(覚書)の締結を正式に提案した。

中西会長は、今年設立60周年を迎えたことに触れ「今回の訪台を通じて神奈川県と台湾の友好関係をさらに深めたい」と記念周年に訪問できた感想を述べた。また「神奈川県には日本を代表する箱根温泉があり、北投温泉は台湾を代表する温泉地として、台湾の人々をはじめ、海外からの観光客にも親しまれている。両地域が『姉妹温泉』として友好関係を築くことができれば、観光交流の促進に加え、双方の発展と情報発信にも大きな効果をもたらす」と期待した。

陳正堂副会長は、今回の60周年記念訪問団の派遣に加え、設立60周年記念誌を制作したことを紹介。記念誌には台北市の蔣萬安市長から祝賀の寄稿が寄せられており「蔣市長の支援に感謝するとともに、陳俊安局長に謝意を伝えて欲しい」と述べた。さらに、今回の訪問に合わせて「箱根温泉と北投温泉の友好交流MOU締結に向けた企画書を持参した」と明らかにした。今後、箱根町観光協会や箱根温泉の事業者や北投の関係者らの参加を得て、双方によるMOU締結を実現したい考えも示し「日程の都合で直ちに対面協議を行うことが難しい場合にはオンライン形式で協議を開始して段階的に交流を進めたい」とした。

周総会長は「北投温泉は台湾の人々にとって温泉旅行の人気スポットであり、国内外の観光客が台北を訪れた際に足を運ぶ代表的な観光地でもある」と説明した。さらに「北投は長年にわたり、日本各地の温泉地や都市との友好交流を進めており、温泉祭、観光プロモーション、文化公演、温泉交流フォーラムなどを通じて関係を深めてきた」と紹介。「今後、箱根温泉も新たな交流先として加わり、日台の温泉交流に新たな一ページを開くことを期待している」と述べた。

陳俊安局長は、台北市が2010年に国際花卉博覧会を開催し、延べ1000万人を超える来場者を集めた実績を紹介。「大規模な博覧会は、都市観光の振興と国際的な情報発信に大きな効果をもたらす」と述べた。さらに、日本は農業と科学技術の両分野で優れた実績を有しているとして、来年、神奈川県で開催される国際園芸博覧会について「農業と先端技術を融合させることで、素晴らしい成果が生まれることを期待している」と語った。なお「日程が許せば台北側からも訪問団を派遣したい」との意向を示した。

交流会の最後に双方が記念品を交換した。周総会長からは訪問団のメンバーに北投の特色を生かした贈り物が用意された。出席者らは、今回の表敬訪問を新たな出発点として、箱根温泉と北投温泉の実質的な協力を推進するとともに、台北市と神奈川県の観光、文化、地域産業など幅広い分野で交流を拡大していくことに期待を寄せた。

2026.09.08