交通部観光局の統計によると、今年1月から5月までに台湾を訪れた日本人旅行客はのべ60万6139人となり、昨年の同じ時期よりも21.9%増で過去最高となった。
また、昨年の東日本大震災の影響で減少した日本を訪れる台湾の旅行客が急増している。今年1月から5月までの訪日台湾旅客数はのべ59万4081人で、昨年同時期より53.89%増となった。
台湾物産館 初の「台中フェア」開催



台湾政府の行政院・農業委員会のアンテナショップである台湾物産館の笹塚本店で6月29日~7月14日まで台中フェアが開催された。期間中は台中の農産物がクローズアップされ、溢れんばかりに店内前面に陳列されていた。もちもちライチ(もち米ライチ)、アップルマンゴー、大粒ライチ、台中バナナ、パイナップル、ドライヒラタケ、干し豆腐など、見た目にも新鮮なこれらの農産物は多くの買い物客の目を引いていた。同店は2006年の開店以来、台湾の農産物を広く販売しているが、台中に焦点を絞ったイベントを開いたのは今回が初めて。
台中から政府農協関係者一行6人が7月10日、視察のため同店を訪れた。台中市政府農業局の劉祥洲氏は「市長が、近隣国で親しみがある日本の皆さんに是非台中の美味しい農産物を食べてもらいたい」と海外出張で来日できなかった胡志強台中市長の言葉を代弁。また、台中はぶどうの「巨峰」も名産だが、今後は日本のぶどう市場で主流の種なしぶどうの開発に力を入れたいとした。最後に、日本の市場を重視した農産物の生産を促進していきたいと抱負を語った。
同行して来日した台中地区で最大の農協である霧峰区農協は、日本の市場開拓にも積極的。同農協の黄景建総幹事は「今回の来日は、日本市場の調査が目的。いかにして台中の果物を多くの日本の店頭に並べるか、専ら懸案中」とした。また、台中産の農産物は味が良く、安全性にも優れ、果物としてでなく、パンや酒、ケーキなどの原料としても使われ重宝されているとアピール。
さらに一行は、7月9日に来日後、台湾物産館をはじめ他店も訪問。精力的に日本のマーケット調査を行って12日に帰台した。「フルーツ王国台湾」といえばマンゴーで有名な台南や屏東を思い浮かべがちだ。だが、これまであまり注目を浴びなかった台中は台湾で最も水のきれいな場所でもある。また台中産ポン柑は全国的に有名。今後、積極的に日本市場進出攻勢をかけ始める台中の農産物が日本中の店頭に並ぶ日も近いだろう。
台湾入植者顕彰碑、8月に除幕 — 募金協力呼び掛けも
〜募金協力のお願い〜
沖縄・石垣島の農業発展に貢献した台湾入植者顕彰碑を建立するため、募金活動を行っている顕彰碑建立期成会(伊波剛会長)は7月11日に会見を行い、募金額が目標の300万円に達していないとして、一般に協力を呼びかけた。
顕彰碑は名蔵ダム駐車場内に建立することが決まっており、台湾で制作され、すでに完成しているという。今年の5月11日に発表された除幕式および祝賀会の日程では、8月1日に行われる予定だったが、石垣市の四カ字豊年祭のムラプールに当たるため8月10日に変更された。午後3時から除幕式を行い、その後、会場を嵩田公民館に移して祝賀会を開催するという。
顕彰碑建立期成会は、1930年代に石垣島にパイン産業をもたらした台湾の入植者や、八重山の農業に技術革新もたらした水牛を導入した台湾の人たちをたたえようと結成され、顕彰碑建立へ向け、場所を名蔵に確保するなど活動を続けてきた。
企画した碑は高さ2㍍40㌢の閃緑(せんりょく)岩製。20平方㍍の敷敷地に水牛の像も併設する。像は琉球華僑総会(本部・那覇)からの寄贈が決まっている。
募金は7月11日現在、目標金額に達しておらず、募金活動は8月まで行われる。副会長の三木健氏は「現在、台湾農業者の功績は忘れられ、『パインや水牛は昔からあるもの』と考える人たちがほとんどになった。そこで、顕彰碑を建立し、台湾農業者たちの業績をたたえ、後世に伝えたい」と語っている。
▽募金に関するお問い合わせ先
顕彰碑建立期成会・伊波会長(TEL 0980-82-2968)
▽募金先はこちら
【口座名義】
台湾農業者入植建頌碑建立期成会
会長 井波 剛(イハ ツヨシ)
【口座番号】
・琉球銀行八重山支店 (普)865769
・沖縄銀行八重山支店 (普)1780072
・沖縄海邦銀行八重山支店 (普)0733903
・八重山郵便局 (記号)17000 (番号)855901
・JAおきなわ八重山支店 (店番号)9375-749 (普)0038288
・沖縄県労働金庫八重山支店 (普)3276927








































