故・張義雄画伯追悼展、made in koganecho同時開催

故・張義雄氏の遺作

台湾美術界の在野の旗手である故・張義雄氏の画伯追悼展と、横浜市黄金町を拠点とする黄金町エリアマネジメントセンターが開催する展示会「made in koganecho」が2月18日、虎ノ門の台湾文化センターで同時に幕を開けた。「張義雄画伯追悼展」は3月13日まで開催、「made in koganecho」は2日間のみの開催となっている。

初日の18日には両展のオープニングレセプションが開催され、台北駐日経済文化代表処の郭仲煕副代表は、「張さんの時代から芸術を通じての密接な日台交流が行われており、時空を超えた今、黄金町では日台芸術交流が盛んである。このように芸術を通した日台交流が次の世代に引き継がれるのは非常に喜ばしい事」と述べた。

「張義雄画伯追悼展」は、昨年5月102歳で亡くなられた故・張義雄氏の作品展示会であり、会場には遺作の中から、油彩33点、水彩・素画12点が展示されている。張さんの長女である鈴木静さんが「多くの人に父の作品を見てほしい、この展示会を機に日台交流が深まってほしい」との想いから同展へと繋がった。「作品1点1点が父を物語る人生であり、父そのものである」(鈴木静さん)。

故・張義雄氏の長女、鈴木静さんが手紙を拝読

 

故・張義雄氏は生前、日本の関西美術学院に通い、後に「日本美術家連盟」の会員になる等、日本とゆかりがあった。作品は独特であり、同展企画者である台湾協会の森美根子理事は、「遺作を見る時、その画面に漂う深い哀愁は、人間の愚かさと哀しさと素晴らしさその総てを見つめ続けた張義雄だからこそ表現し得たものといえる」と語った。

故・張義雄氏の遺作2

故・張義雄氏は日本だけではなく、台湾に欧州文化を広めたいという気持ちから、長年パリに移り住み、アトリエも構えた。ピエロの絵が多いのはそのためだという。さらに、会場には、故・張義雄氏が後の9月21日に蔡英文総統より追贈された褒揚令も展示してある。

 

 

時代を超えた日台交流プログラム

 

「made in koganecho」は、黄金町エリアマネジメントセンターのアーティストインレジデンスプログラムに参加している日本人アーティストと台湾人アーティストの共同展示会である。アーティストインレジデンスとは、黄金町エリアで地域コミュニティとして制作、発表を行っているもの。

今回参加した台湾人アーティストは、陶韡さん、陳亭君さん、丁昶文さんの3人で、3人共に昨年4月より1年間プログラムに参加し、その中で同展示会にも出展した。

また、アーティストインレジデンスは台湾との関係が深く、先ほどの1年間プログラムとは別に、互いのアーティスト1人を1年間に1度交換し、その地で3か月の間制作、発表をする「交換プログラム」も実施しており、今年で4回目だという。黄金町エリアマネジメントセンターの山野真悟事務局長は、「今後は台湾で今回のような共同提示会を開きたい」との意気込みも語っている。

なお、隣接された故・張義雄氏の作品展示を見て刺激になったという参加アーティストの陳さんは、「今と違って張さんのあの時代の背景は厳しく、作品を作るという事は決して簡単な事ではなかったはず。同じ芸術家として本当に尊敬する」と話した。

(2017/2/19)

客家日を祝し、懇親大会を日本で初開催

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「慶祝天穿日『全球客家日』会員懇親大会」を開催

日本国際客家文化協会(会長:岡村央棟)は2月18日、池袋の東明飯店で「慶祝天穿日『全球客家日』会員懇親大会」を開催した。同大会は、毎年旧暦の1月20日に定められている「全球客家日」に合わせて行われたもの。同会によると、日本で「全球客家日」に合わせて催しを行うのはこれが初めてだという。

同会の様子

会場には台北駐日経済文化代表処の郭仲熙副代表、台湾文化センターの朱文清センター長、日本中華連合総会の毛利友次会長、書道家の陣内白臺氏、その他多数の華僑団体理事らのほか、日本側からは参議院の西田まこと議員、板橋区議会の長瀬達也議員など同協会に所縁の深い来賓らが出席し、「全球客家日」を祝した。

同会に縁のある華僑らが集まった

岡村会長によると、「全球客家日」とは、2010年1月27日に台湾政府の客家委員会が客家基本法を正式に実施するにあたり、台湾全国各界から意見を求めて制定された日。特に、「客家文化の独持性」のある日とされている旧暦の1月20日の天穿日を指定して「全球客家日」に設定されたという。

岡村会長は挨拶で大勢の出席に感謝の意を述べた上で、「客家人は平和・平安を愛し、求める民族だ。そして古くから男女平等の概念も持っている。これこそが客家文化である。このように皆さんと客家日を祝う事で、客家文化に少しでも理解を深めていただければと思っている」と述べた。

日本国際客家文化協会の岡村央棟会長

また、来賓の西田議員は、「台湾の蔡英文総統も客家の血を引いていると聞いている。今の混沌とした不透明な時代に一番大切な“団結”と“教育”という2つの事を携えられているのが客家の方々だ」とコメントした。

参議院の西田まこと議員

 

〜天穿日とは〜

天穿日は、昔から伝わる女媧の物語。数千年前に女媧が皇帝の闘争、天穿地裂、洪水、人命の死傷など人類空前の苦痛を見て、“五色石”を煉り作って天に捧げ、やがてこの禍害や災難を終息させた。人々は女媧の恩に感謝する為に毎年、穿の日に祭を行う。これが天穿日の由来である。現在、台湾客家の人々はこの日を記念している。また、働き者の客家人ではあるが、客家の風習として、「仕事の有無に関わらず旧正月休みより天穿日までは休む」とある。(日本国際客家文化協会提供資料より)

 

(2017/2/19)

台湾・東呉大学の郭獻尹氏に柳川市の観光大使を委嘱

 

「やさしい日本語で外国からの観光客を迎えよう」というプロジェクトを進めている福岡県の柳川市(金子健次市長)は2月13日、台湾の東呉大学で日本語を教える郭獻尹(カク ケンイン)氏を招き観光大使を委嘱した。

観光大使の委嘱状を前に 郭獻尹氏(左)と金子健次市長(右)

日本のインバウンド客が年間2,000万人を超える中で、最初は団体で来日して東京、京都、富士山などのゴールデンルートをまわる外国人観光客も、次からは家族連れや小グループで地方の町を訪れる傾向にあるが、地方には外国語でおもてなしが出来る人は少ない。

他方、世界には日本語を学んでいる人が思った以上にいて、日本人と日本語で話したがっている人も多い。特にアジアでは日本語学習者が多く、沢山の観光客が何度も日本を訪れていることを考え、「やさしい日本語ツーリズム研究会(座長:荒川洋平東京外国語大学教授)」は外国人をやさしい日本語でおもてなしすることを提案している。

このことにいち早く注目したのが柳川市で、平成28年度の内閣府地方創生加速化交付金1,500万円を受け、地元の観光リーダーの育成研修、市長を先頭としたプロモーション、台湾での日本語普及状況の調査、外国人モニターの招待、バッチの作成など、やさしい日本語で外国人観光客をおもてなしするための様々な活動を繰り広げている。

外国人観光客に左のバッチをつけてもらい、右のバッチを付けた人が「やさしい日本語」でおもてなしする

台湾の大学で日本語を教え、Facebookに日本語勉強会を主宰して5万人の会員を擁する郭獻尹氏に対する観光大使の委嘱もこの活動の一環で、柳川市は台湾人観光客への情報発信と、彼らが日本語で市民と直接対話し、交流してもらうにあたっての助言などを期待している。

2015年に柳川市を訪れた外国人観光客は約15万人。このうち8万1千人が台湾からの観光客でトップを占めていることや日本語普及状況調査への協力、日本語指導実績などが郭獻尹氏に観光大使を委嘱したきっかけだったという。

外国人観光客に人気の川下り

次第に増える外国人観光客に対して、不慣れな外国語で話しかけようとするとどうしても尻込みしてしまう。そこへ「日本語でいいのです。しかも出来るだけシンプルで分かりやすい日本語で」と呼びかけたことは市民の気持ちをグッと楽にさせ、やさしい日本語プロジェクトの狙いは着実に浸透し始めているようだ。

「既に柳川市では50人以上の人がやさしい日本語でおもてなしをすることに手を挙げており、準備が整いつつある」と「やさしい日本語ツーリズム研究会事務局長(株式会社電通)」の吉開 章氏は説明する。

この日の委嘱状交付にあたって金子健次市長は「外国人観光客を現在の15万人から20万人にまで増やしたい。郭獻尹大使の情報発信力で台湾からのお客様が更に増えれば有り難い」と意欲を表明した。

これに対し、郭獻尹氏は「観光大使の委嘱を受けて大変名誉に思っている。台湾に戻ったら柳川の美しさ、素晴らしさを伝えるなど、柳川と台湾の懸け橋になりたい」と挨拶するとともに、台中市に「柳川」という地域があることから「台中市と柳川市が姉妹都市になるのも良いですね」というアイディアも飛び出した。

柳川市のマスコットキャラクター「こっぽりー」を横に就任の挨拶をする郭獻尹氏

また、郭獻尹氏は柳川市訪問に先立って「やさしい日本語で外国からの観光客を迎える」プログラムの良き理解者であり、支援をしている台北駐福岡経済文化辦事處の戎義俊處長(総領事)を訪ねて状況説明と協力要請を行った。

福岡辦事處での状況説明と協力要請(右から2人目が戎義俊総領事)

これに対して戎義俊総領事は「観光を通じた交流のためには言葉によるコミュニケーションが欠かせないが、自分の経験から考えても外国人にとって日本語は難しい。事前の勉強だけでなく、実際に日本にきて様々なシチュエーションの中で覚えるのが一番の近道である。このプロジェクトの恩恵を受けて日本語が上達する人が増えることを願っている。また柳川方式はそのためのきっかけ作りとなるだけでなく、外国人をスムーズに受け入れるための日本人に対する意識付けとしても大きい意味を持っている。郭先生には日本語教育と観光大使としての両側面からご尽力をお願いしたい。我々も出来る限りの協力をしたい」と応じ、プロジェクト成功への期待を膨らませた。

不一樣的雪地風情 日本夜景遺產會津雪月火

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第12屆「雪月火」在中山花之鄉公園舉行

被評定為「日本夜景遺產」的「雪月火」,於2月18在福島縣會津中山花之鄉公園舉辦。在這天,遍佈整片山丘的雪洞在下午4點半點亮,超過2千個雪洞中的蠟燭一起發出光芒,就像在雪地欣賞燈飾展一般,場面十分壯觀。

每年固定選在2月的第3個星期六舉行的活動「雪月火」,今年已經進入第12屆。因為結合了雪地、月光和雪洞中蠟燭的火焰三重意象,所以將活動命名於「雪月火」。

主辦單位準備了2017個雪洞,佈滿整片山丘

當地人士將原來可以讓人們進入休息、玩耍的雪洞,縮小尺寸窗造迷你版。沿著中山花之鄉公園的整片山坡和池邊,用雪堆出2千個迷你版的小雪洞,並在洞內裝上蠟燭,而為了讓每個雪洞發出相同亮度的光芒,蓋雪洞的時候需要借助道具讓洞口保持大小一致,之後再將蠟燭放入洞內。。

將一個個蠟燭放到事先造好的雪洞裡

   到了下午4點半,雪洞中的蠟燭點燃,隨著天色漸漸變暗,燭光在雪地中更加明顯,不但有大批遊客湧入希望一飽眼福,也吸引很多攝影愛好者到現場捕捉美景。

「雪月火」活動,其實是當地居民自己發起的活動,而活動的準備,包含打造雪洞、準備蠟燭,都是居民親自完成。中山村創建實行委員會田沼智表示,籌備活動的當地人士,其實都有自己的工作,但是為了發展自己的家鄉,義務參與籌辦團隊。

目前參加「雪月火」以日本遊客居多,如果想要欣賞不一樣的雪地風情,體驗更接近當地的旅遊方式,就別錯過會津下鄉町一年一度的「雪月火」。

入夜後的雪月火更壯觀

冬季就到會津滑雪 多種方案適合全家大小

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位於福島縣西部的會津,一向以悠久歷史和古蹟著名,2013年由綾瀨遙主演的NHK大河劇《八重之櫻》,就是以會津為背景的故事。不過很多台灣旅客不知道的是,會津其實也是著名的滑雪勝地。

會津高原高杖滑雪場

位於會津高原的高杖滑雪場,每年12中月到4月初開放,提供滑雪、滑雪板和雪地健行三種方案供旅客選擇,不論是初雪者,或是有經驗的老手,都可以在這裡找到適合的課程。

 以滑雪來說,課程時間約兩個小時,即使是沒有滑雪經驗的旅客,經過教練耐心的引導,再稍加練習,一次課程下來,約能達到滑行、煞車和轉彎的程度。尤其高杖滑雪場依照山坡的陡峭程度,區分成三個分別適合初學者、中級和高級者使用的場地,初學者可以放心的享受滑雪的樂趣。

搭乘雪車約20分鐘可以到達山頂

對於家族旅行,或是中高年齡者,若不想從事滑雪活動,也可以選擇山頂之旅。山頂之旅在1月中到3月中開放,旅客在清晨搭乘雪車,沿途隨著爬坡,可以欣賞窗外雪景。搭車約20分鐘就能抵達山頂,不但可以欣賞樹冰和霧冰,也可從高處眺望四周山脈。下山的時候,可以選擇繼續搭乘雪車,若是攜帶滑雪板登車,也可以在回程時從高處滑下,體驗奔馳的快感。

抵達山頂可欣賞樹冰和霧冰
從山頂可以360度眺望

高杖滑雪場四周有會津高原飯店、會津Astraea飯店以及會津Astraea旅館可供選擇,飯店也提供露天和室內溫泉,適合運動後放鬆、享受悠閒的冬季度假時光。

僑務委員長が二つの新たな政策を表明 ~本紙独占インタビュー~

蔡英文総統が昨年5月20日、中華民国の総統就任時と同時に僑務委員会の新委員長に吳新興氏が就任した。台湾新聞はこのほど、新委員長の呉委員長に独占インタビューを行い、今後の僑務委員会についての想いや政策について聞いた。

呉委員長は、政権交代後の僑務委員会の仕事内容の変化や改良した部分について「政権が交代したとしても『全世界の華僑を守る』とする基本理念は最も大事な仕事であり、これからも明確な目標だ。蔡総統からも強調されており、さらに華僑を配慮するように指示された」と述べた。現在、委員長就任後約八か月が経過したが、この基本的な仕事に加え、新しい政策を推進しているとし、二つを例に挙げた。

一つ目は、台湾の学生をグローバルな若者にする事。台湾の学生が海外で勉強や業務に従事して欲しいとする考えの下に、これには各国の華僑の力が必要だとした。「台湾留学生が海外に趣いた際の仕事の提供及びホストファミリーとして受け入れて欲しい。また、万が一留学生に予期せぬ事象が起きたり苦境に陥ったりした際、華僑界の力で支援して欲しい」と各国の華僑は政府と一体となってこの政策促進をするよう訴えた。

二つ目は「新南向政策」。東南アジア地域に力を入れていく蔡総統の政策の下、僑務委員会として東南アジアの僑生(華僑の親から生まれた子)が台湾の大学に留学を促す様に、生徒募集に力を入れる施策を打ち出した。さらに4年後には、僑生の生徒数を現行の2倍から3倍に増やす計画も目論んでいる。呉会長は、台湾の学生と僑生が今後一体となり、密接な関係になる事がこれからの課題であると強調した。

呉委員長独占インタビュー

日本の華僑に台湾投資期待

同政策は東南アジアへの進出を示唆するものとみられ、一方、「日本在住の華僑も台湾にとって重要なキーとなっている」と呉委員長は言う。その上で呉委員長は、日本の華僑が台湾へ戻り投資や起業に対する期待感を示した。「良い投資環境や投資機会を考察するために台湾に来て欲しい。困った事があったら僑務委員会に連絡してくれたら必ず力になる。これは全世界共通である」(呉委員長)。

また呉委員長は、日本の華僑が日本の経済、社会、文化面での発展に貢献できるよう応援したいと話した。

なお最後に、日本と台湾の関係は「ご近所」であるとし、「今後さらに両国の関係が密接になって、多くの日本人が台湾に観光や旅行に来て欲しい」と語った。

(2017/2/17)